受託開発と自社開発を両方経験してみた感想

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転職

最近転職をしまして、今日はそのことについて少し話そうと思います。

元々は受託開発だったのですが、自社サービスの開発を行う会社に転職しました。

良い機会なので自分の経験から受託開発と自社サービス開発のメリデメを書いてみようと思います。

※あくまで私の感想です



〜受託開発のメリデメ〜


派遣常駐をやっているところだといろいろな現場に行ける。


個人的に結構これはよかったです。

元々関西の方の田舎の会社でしたが、東京で仕事をする機会を得られたのはよかったです。

もちろん会社都合での異動なので引越し費用や家賃補助も結構手厚いので、金銭的リスクなしに「東京で働く」という経験ができたのは良い経験だったと思います。

私的にはメリットでしたが、「関西で就職したのに東京にいかないといけないのか」などと感じる人もいるかと思いますので、デメリットと感じる人もいるでしょう。

自分の同期でも上記が原因でやめた人は何人かいました。

入社後に遠方へ派遣される可能性のある会社だと初めて気付く場合もあるので、説明会や面接などで聞いておいた方が良いです。

基本的には会社から言ってくることは少ないです。

SESなど派遣されるのが前提の会社だと違ってくるのかもしれませんが。

ちなみに入社してから数ヶ月は「新人はすぐに客先には行かせない」と言われましたが、僕は3ヶ月目に東京に飛ばされました。


いろんな案件(技術、職種)を経験できる


色々な現場に行くので、当然色々な技術を学べます。

技術以外にもサービス作りの方法(営業やマーケの働き方等)など、いろいろな業界での仕事を経験したことにより学べるものは多かった気がします。


社会人的常識は必ず身につく


会社によって違うと思いますが、開発は開発しかしない会社もあれば、本営業と開発両方こなす必要のある会社もあります。

私の前職は後者でしたので、社会人としての常識はきっちり教えられました。

顧客との接し方、電話の対応、来客時の応対などなど。

身につけておいて損なことはなく、この点は非常に良かったなと思っています。


有給が取りづらい


受託開発というのは割とギリギリのスケジュールで組まれており、バッファは考慮してあるが、誰かが休むだろうという予測は基本そのスケジュールに組み込まれていないことが多いです。

早く終わればその分利益が出る。見積もりより遅くなればその分利益が減る。

という世界なので、プロジェクト稼働中に休みは非常に取りづらい雰囲気です。

しかし、プロジェクトが終わるとまた次のプロジェクトがすぐ始まるので結局年中休みは取りづらいです。

まず長期休暇は無理だと思います。

空き工数 = 会社の損益となってしまいますので。

プロジェクトが予想以上に順調に進んでいて、余裕のあるときは気軽に休めます。

退職時も有給を15日以上残して辞めました。

ただ派遣形態の場合は比較的休みやすい印象でした。

1ヶ月○万円で人を貸すという契約、かつ休みを取っても単金は安くならないという契約ですので。

基本的に1ヶ月の営業日が20日だとすると、20 * 8 = 160で1ヶ月160Hで◯万円という契約を結び、 160Hを下回っても金額は変わらないが、160Hを上回るとその分請求、というのが多いと思います。


派遣先で感じる疎外感


派遣先で働くことにより派遣先の人たちと仲良くなることは多いですが、結局外部の人間ですので疎外感を感じることは多いです。

自分はそのサービスをずっと支えていくわけではないので、派遣先の社員とはサービスに対する熱意が違います。

また合宿などの社内イベントには基本不参加なので、オフィスがガラガラの時などには特に疎外感を感じます。


技術では評価されない


前職は営業と開発が別れていなかったので、評価は基本営業成績、つまりどれだけ会社の利益に貢献したかでした。

プログラマに憧れて就職したのに、技術者としては評価されない。

これは辞めるの決意した要因の一つでした。

ただ評価されずとも給料が低いわけではなく、むしろ周りの同年代と比べると良い方でした。

しかし技術で評価はされないので、自分よりレベルの低い同年代の人と同じ評価だということには不満は感じていました。


新しい技術に触れることが少ない


基本仕事として回ってくるのはレガシーなシステムが多かったです。

運良くベンチャーなど最新の現場にいくこともあり、

こういう世界があるのか、と知り転職をするきっかけになりました。



〜自社開発のメリデメ〜


サービスと向き合える


これが一番大きな転職理由でした。

自分が作るものに価値を感じたい、本気でサービスに向き合って開発をしたいという思いが強かったので転職に踏み切ったというのが大きかったです。

ここはこうした方がユーザは喜ぶのではないのか、 プロジェクト管理はこういうツールを使った方がチーム開発がより良くなるのではないのか、 こういう開発手法を取ってみたらどうか、

など、いろいろと考えながら前向きに開発ができます。

人から頼まれたものではなく、自分たちで作り上げていく、というのが実感できます。


挑戦ができる


新しい技術を使ってみたい、この言語にシフトしたい、こういうスタイルで開発してみたい、などいろいろと挑戦ができます。

受託だと基本指定されたり、クラウドはダメとか言われたり、そもそも改修だからそういうのできなかったり、しがらみが多いと思います。

もちろん完全に自由というわけではありませんが、可能性は大いにあると感じます。


環境が変わる機会は少ない


受託と違いたくさんの案件を経験することはあまりないので、使う技術などはある程度固定されます。

新たな技術を身につけようと思ったら自発的に学習したり、勉強会に参加しなければなりません。

ただ使う技術は固定されているので勉強してもそれが仕事で活かされるかはわかりません。

なので余程興味があるか、勉強が好きな人でないと勉強する時間は少なくなるかと思われます。


そこまで激務ではない


受託だとスケジュールという絶対に守らなければならないものがありますので、時には深夜2時や3時まで働くこともありました。

が、自社サービスですと自社都合でスケジュールを送らせたりできる可能性もあるのであまり激務になることはありません。

もちろん自社サービス開発でも忙しいな、という場面はありますが、受託開発の忙しいな、とはレベル感が違うように思えます。

デメリットなのか微妙なところですが、自分は追い詰められると燃えるタイプなのでデメリットに加えました。


総括


一応自分の中で何がメリットで何がデメリットか分けて書きましたが、あえて深く言及はしませんでした。

各々の感じ方でメリデメ判断していただければと思います。


どちらもメリデメあるかと思いますが、自分は前職で派遣としてベンチャーに行く機会があったので自社サービス開発がしたい、と思い転職をすることになりました。

もしかしたら1年後にはまた受託がいいな、と思っていたり、フリーランスになろうかな、と思っているかもしれません。

エンジニアという同じ括りですが、全く異なる働き方を2種類経験したので、参考になればと思って今回は書いてみました。




せっかくなので転職時に使った転職サイトの話とかを次回は書こうと思います。